2009-02-10

バイイングサイドサーバー

業界人間ベムさんのバイイングサイドサーバーと呼ぼう。
第三者配信サーバー(バイイングサイドアドサーバー)を考える。の続き的なポスト。

非常にわかりやすくまとまっているので、必読ですね。

サードパーティのアドサーバーは日本ではまだまだこれからですが、個人的には、確実にくるであろうとまでは勝手に思っていましたが、上記を読むまでは、それがセリングサイドかバイイングサイドかまでは意識していませんでした。



せっかくなので、個人的に気になったところを一部抜粋

単に、CPCやクリックベースのCPA把握だけでは、クオリティの高い顧客獲得の測定管理はできない。広告クリエイティブの最適化や、同一ブラウザの顧客化に対するROIオプティマイズには、最終的な流入直前のクリックだけの観測では全く不十分である。

また、企業サイト訪問履歴のあるユーザーへのより手厚い情報投下が今後ネットマーケティングで最もホットな課題になるはずだ。その際、広告の配信対象データベースは広告主側が持つことになる。
その活用のためにもバイイングサイドサーバーが力を発揮する。


ネット広告を配信するということは必然的に効果測定も行うべきであって、サードパーティのアドサーバーでの配信の場合は、その効果測定の範囲と手法が重要になってくるのかな、と思います。
サードパーティのアドサーバーから配信することによって、ポストインプレッション等、今まで計測しづらかったデータも計測しやすくなると思うので、そのデータにどのような価値を持たせるか(持たせないか)は個人的には非常に気になりますね。

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