2007-02-14

行動ターゲティング(Behavioral Targeting)

Yahoo! JAPANのニュースリリースです。
Yahoo! JAPAN、行動ターゲティング広告のネットワーク配信を開始

 Yahoo! JAPANは、行動ターゲティング広告のネットワーク配信を開始します。2月13日より広告会社を通じて広告主への販売を開始し、4月より広告配信を行います。

 行動ターゲティング広告は、利用者の行動履歴を収集するための多種多様なサービスや検索サービスが必要ですが、ネットワーク配信により、AD ネットワーク参加媒体はYahoo! JAPAN内での行動分析に基づく行動ターゲティング広告を掲載することが可能になります。これにより、ADネットワーク全体の媒体価値向上につながるといえます。また、広告主はYahoo! JAPANのサイト内のみならず、ADネットワーク全体で自社のターゲットとなる顧客層により広くアプローチする事が可能となります。
 配信開始時には、デジタル総合ニュースサービスの「Impress Watch」「ITmedia」、エンターテインメントサイトの「ORICON STYLE」、レシピサイトの「クックパッド」などの大手専門サイトをはじめとする幅広い媒体が参加しています。今後、参加媒体のさらなる拡大を目指します。
 Yahoo! JAPANは、今後も行動ターゲティングをはじめとした独自の広告テクノロジーを活用してADネットワークを強化し、広告主の幅広いニーズにこたえていきます。
これは楽しみですね。
でも、どれくらいの精度のターゲティングになるのでしょうか?
【行動ターゲティング広告について】
 Yahoo! Inc.の広告テクノロジーをYahoo! JAPANが日本市場向けにカスタマイズした広告ソリューションです。利用者(厳密にはその利用者が使用するブラウザ)がYahoo! JAPANのどのようなサービスを閲覧したかや、Yahoo!検索においてどんなキーワードで検索したかをもとに、利用者(ブラウザ)を興味・関心別の約 800のグループに分類し、広告したい商品やサービスに興味・関心をもつグループのみに対して、閲覧中のページ内のコンテンツとは無関係に広告を配信します。ターゲティングしない広告との比較において広告認知率、認知後アクションなどの指標で高い効果が確認されており、付加価値の高い広告商品として広告主からも高く評価されています。また、コンテンツと無関係に広告を表示するため、媒体にとっては広告スペースを有効に活用できます。
※行動履歴は、興味・関心の近い利用者(ブラウザ)をグループ化するためだけに使用しており、特定の利用者の興味・関心を分析しているわけではありません。取得されたすべての情報は、Yahoo! JAPANのプライバシーポリシーに従って運用されています。

行動履歴を分類することにより、より訴求効果が高いと思われるユーザーと広告の組み合わせを生み出そうということだと思うのですが、800通りだと単純計算でYahoo! JAPANサービス数が100個とすると検索キーワードを8グループに分けることになってしまうのでしょうか?

どういう仕組みなのでしょう???

プライバシーポリシー的に対応できないのかもしれませんが、既存のパターンに分類するのではなくて、行動履歴から最適だと思われる広告を判断し表示するような仕組みだと楽しいですよね!

今後注目です。

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