2009-01-15

グーグル検索 = 7gのCO2?

どこか他所でも見た気がしますが、衝撃の記事。

グーグル検索1回でおよそ7gの二酸化炭素が排出--米物理学者が指摘

 ハーバード大学の物理学者Alex Wissner-Gross氏によると、デスクトップコンピュータ上で一般的なGoogle検索を1回行うと、およそ7gの二酸化炭素が排出されるという。よって、Google検索2回分の二酸化炭素排出量は、やかんでお湯を沸かした時の排出量に匹敵する、と英国The Times紙は現地時間1月11日付けの記事で報じている。その程度なら大した量ではないと思われるかもしれないが、同記事によるとGoogleが1日に扱う検索の件数はおよそ2億件に上るという。

 Wissner-Gross氏はThe Times紙のインタビューの中で、「Googleは世界各国で巨大なデータセンターを運営しており、これらのデータセンターが莫大な電力を消費している」とした上で、「Google検索が環境に影響を与えていることは間違いない」と付け加えた。

 同記事の中で引用されている調査会社Gartnerの最近の調査結果によると、世界のIT業界全体の二酸化炭素排出量は、世界の総排出量のおよそ2%に当たり、これは世界の航空会社全体の排出量とほぼ同じだという。

 Googleはこれに対し、11日夜遅くに同記事に反論した。同社はブログの中で、1回のGoogle検索に要する時間内に、ユーザーのPCが使用するエネルギー量は、Googleがユーザーのクエリに回答する際に使用するエネルギー量を上回っている、と指摘している。Googleはさらに次のように述べている。

 クエリにはさまざまな難易度があるが、平均的なクエリの場合、サーバがそのクエリの処理に要する時間はわずか1000分の数秒にすぎない。皆さんの検索が開始する前に行われる他の作業(検索インデックスの構築など)を合わせても、検索1回当たりのエネルギー量は0.0003 kWh(1kJ)だ。ちなみに、平均的な成人の1日に必要なエネルギー量はおよそ8000kJ。つまり、1回のGoogle検索で使用されるエネルギー量は、皆さんの体が10秒間に燃やすエネルギー量とほぼ同じということだ。



これ、本当ならまずいですね。
7gって結構な量ですよね?

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