2009-01-06

モバイルルータ PHS300

これ、よくないですか?

携帯電話経由で通信できるモバイル無線LANルータ「PHS300」

 コミューチュアは、携帯電話経由で通信できるモバイルルータ「PHS300」を日本国内で10月下旬に発売する。標準価格は1万9800円。

 PHS300は、IEEE 802.11b/gに準拠したCradlePoint Technology社製の無線LANルータ。LANポートは備えておらず、インターネット接続にはUSB接続した携帯電話の回線を利用する仕組み。無線 LANを搭載したPCやゲーム機、モバイル端末などからPHS300を経由し、携帯電話の通信回線を利用してインターネットに接続できる。また、内蔵のリチウムイオン電池で動作するため、外出先などでも利用可能。インフラストラクチャモードで動作するため、複数の無線LAN機器から同時に接続することもできる。

 同製品は海外輸入の形で国内でも一部で販売されているが、日本で認可されていない海外無線LAN製品の国内利用は電波法違反となるため、コミューチュアでは日本での正式販売に向けて国内の認定機関であるTELEFICATION B.V.とJATEの認定を取得。CradlePointの国内正規代理店としてPHS300を日本で販売する。また、PHS300の管理画面もコミューチュアが日本語化を行っている。

 国内の製品では、イー・モバイルのUSB接続型端末「D02HW」、音声端末「H11T」をコミューチュアが動作確認済み。また、PHS300のユーザーサポートサイトもコミューチュア側で開設、動作確認機種や設定方法といった情報をユーザーから募る。

 本体サイズは122×73×18.5mm(幅×奥行×高)、重量は113.4g。セキュリティ面では64/128bitのWEP、WPA、 WPA2を、VPNパススルーはIPsec/L2TP/PPTPをサポート。リチウムイオン充電池の容量は1800mAhで、連続通信時間は1.5〜2時間程度という。


コミューチュアが開設予定のPHS300販売サイトイメージ
 販売はコミューチュアが開設する専用のWebサイトで行う。オプション製品も1800mAhの充電池を2750円、ソフトケースを1650円、シガーソケットで充電できるアダプタを2750円で販売。決済方法は当初代引きのみ対応し、今後はクレジットカード処理にも対応する予定という。

 コミューチュアでは今後、PHS300以外のCradlePoint製品も日本で販売する予定。ただし、電源を備えて移動中に利用できる製品は PHS300のみのため、手軽に無線LANでインターネット接続できる環境を実現できるPHS300を主力製品と位置付けて展開。今後サービスが予定されているモバイルWiMAXも、USB対応の製品が登場次第動作確認を行うとしている。

 利用シーンとしてはモバイル機器を所有する個人ユーザー以外に、喫茶店や長距離バスなどでの設置も想定。また、無線LAN機能を搭載したカメラを利用した監視ソリューションなども考えているという。このほか、日本での発売が予定されている無線LAN機能を搭載して画像を自動でアップロードできる SDカード「Eye-Fi」とPHS300のセット販売も予定しているとした。





買い、ですね。

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